2008年09月15日

48時間休漁

48時間休漁

さんま船です。
港の中で、点灯試験ですかね。
これだけの照明が必要なので、燃料代も掛かるでしょう

今週より、また48時間休漁です。
水揚げしたら、48時間(2日間)は水揚げできない。

週2日の漁になるという事です。

浜値の高値維持のための方策です。

しかし、これおかしくないですか?

魚がたくさん有るのに獲りに行かない。
浜値が下がると、赤字になるからという事だ
しかし、これは消費者に「高値で買え」といっている訳ですよね。

もう一つ、今年のさんまは急激に細く・小さくなっているような
話を聞きます。

いいさんまを獲らずに、質の落ちたさんまでも関係ない
浜値の維持のため、細く長く漁をするということですね。
12月いっぱいまで漁をし、予定の30万トンはクリアする。
しかし、その時期のさんまは殆んどが食用には回らず
マグロ・ハマチのえさか輸出用(そんなの関係ない!か)。

最近は、海水温の関係か?10月に入ると急激に細くなる。
今がんばって獲ってきてもらわないと、加工用にはいいものが
手に入らなくなる。

この漁で推移すると、殆んどが生食用で消費され
冷凍に加工されない

さんまの開き(特に灰干)はさんま本来の味を出すため
いい原料は必要。
全さんまがこの作戦を取る限り、目の前をいいさんまが
通り過ぎて行っちゃうだけです。

セリ人が共同でセリ値を調整したら
独禁法(カルテル?)に引っかかる

漁師(全さんま組合)が一斉に生産(水揚げ)調整するのは
引っ掛からないのか?

さんまは100%国産
仮にテレビが100%国産で松下・シャープ・ソニーらが
相談して高値維持のために生産調整したら
これは大問題でしょ

自由競争社会で、100%のさんまを水揚げしている
組合がここまで調整してもいいのか?

燃料高騰で大変なのはわかる
しかし、このままでは高くて、細く、脂の無い秋刀魚を
食べさされるのは、消費者。一般国民なんです。

安くせい!
と言っているのではありません。
良いものを、たくさん獲ってきて欲しいだけです。

今獲らんと、困るのは・・・・・・・・



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Posted by さんまや at 15:57│Comments(0)さんま情報
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